家づくりの基礎知識

パースが上手く見えるコツ!【間取りシュミレーション】

以前の記事で「間取りを考えるためには、自分でシュミレーションをすることが大切!」とお伝えしてきました。

 

間取りをシュミレーションするために「パース」といって、

 

二次元の図面に奥行きをもたせて立体化させる絵の描き方を説明してきました。

その時の記事では、誰でも描けるように定規を使うパースの描き方を紹介しました。

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ですが、部屋を仕切る壁の線は定規で描けても、家具や建具(窓や扉)が上手く描けない!

バランスがおかしくなってしまう。

という方もいたのではないでしょうか。

 

正直、慣れだと言ってしまったらそれまでなのですが、

せっかくならいい感じのパースを描いて、家族みんなで検証したり、営業マンに伝える手段として活用したいですよね。

 

 

なので、今回はパースを上手く描くためのポイントを紹介していきます!

 

少しポイントを意識しながら描くだけで見栄えが全く変わりますので、ぜひ挑戦してみてください。

 

 

 

パースを描くときのコツ

 

平行と直角はキレイに描く

 

パースや図面関係のものを描くときは「平行」と「直角」はキッチリ描くように気をつけてください。

 

人間の目は平行と直角の感覚に非常に優れています。

 

立ち上げた壁の線が平行でなかったり、建具や家具が歪んでいると、せっかく検証している空間に違和感が生じてしまいます。

 

 

 

線の太さを変える

 

パースで清書するときは線の太さに強弱をつけましょう。

 

パースの中で強調したいものを太線

 

装飾品などを細線

 

と分けて描くことでパースが見やすくなります。

例えば、

部屋を仕切っている壁の線を太線

壁や床の角の線を中線

それ以外の家具や建具などを細線

に分けることで部屋の空間を確認しやすくなります。

パース

線の太さが同じ

パース

線の太さに強弱がある

全て同じ太さの線で描いたパースでも空間はわかりますが、太さの強弱をつけたパースの方がメリハリがあって空間がわかりやすいですよね。

 

 

 

つなげる線はきちんとつなげる

 

線と線が「繋がっているか」「離れているか」をきちんと意識して描くと、パースの仕上がりが綺麗になります。

 

例えば、立方体を描くときも、線をきちんと交差させて描くか、離れてしまっているかで見え方が変わってしまいます。

「繋がっているか」「離れているか」がポイントなので、繋げるときに少しオーバーさせても大丈夫です。

もちろんピッタリ繋げた方がキレイには見えますが、描いているうちに線が離れてしまうようであれば、少しオーバーさせてでもきちんと繋げる意識で描いた方がキレイ仕上がりになります。

 

 

 

「高さ」は全体の雰囲気をみて決める

 

今回紹介しているパースは「高さ」を正確に算出することができません。

 

ですが、パース全体の雰囲気を見て、バランス良く描いていけば空間の雰囲気が壊れることはありません。

 

扉の大きさは壁の一番上からどれくらい下がっているか

 

本棚は扉より大きいか小さいか

 

ソファの高さは窓の下側の位置と比べて低いのか高いのか

 

テーブルは他の家具や建具と比べて高いか低いか

 

このように他のものと比べながら描き込むことで、部屋の雰囲気が分かるパースを描くことができます。

このように壁の高さが違ってもの他のものの高さのバランスが崩れていなければ空間の把握にはそこまで影響ありません。

 

 

 

「1/2」「1/3」の描き方をマスターする

 

パースを描いていると半分に分けたり、3分の1で線を引きたいときが多々あります。

 

例えば、タンスの引き出しが3段だったり、

窓を2分割にしたり、

棚板を設置したかったり。

 

色々な場面で1/2にしたり3等分にすることがあるので知っておくと非常に便利です。

 

横に2等分したり3等分するときは元の図面を定規で測り、分ければ簡単にできますが、問題は上下に分ける場合です。

 

このパースでは高さが高いほど大きく、低いほど小さくなります。

 

そのため、高さ方向を定規で測って、同じ大きさに分けても、見た目が同じ大きさにはなりません。

このようなときはこの↓テクニックを使います。

 

その×印を通る平行線を描けば2等分の完成です。

 

このテクニックを使えば、4等分も簡単に作れます。

全体を2等分して、さらにその上下をそれぞれ2等分すると、4等分の完成です。

 

 

次に3等分に分けるテクニックはこちら↓

3等分は少し複雑になりますが、案外活躍する場面がありますので、マスターしておくと便利です。

 

ちなみに、2等分と3等分のテクニックを活用すれば、6等分も描くことができます。

 

 

建具の描き方

 

建具(窓や扉)は細かく描くほどリアルに見えますが、2重線で描いても建具を表現することができます。

 

建具には色々な種類があります。

 

平面図だけではどんな建具が用いられているか判断することはできませんが、ある程度絞り込むことはできますので紹介します。

住宅会社との打ち合わせがある程度進んでいないと、どのような建具が使われているかはわかりません。

 

なので、窓の種類はこちら↓の3種類くらいを使い分ければ大丈夫です。

窓に光が反射をしている斜め線を描くとさらに窓っぽくなります。

 

 

 

家具の描き方

 

家具は直方体の組み合わせで描くとそれっぽく描くことができます。

これも難しい場合は元の図面からそれらしい大きさの直方体を描いて、そこに家具があることを表現しておきましょう。

それだけでも部屋の広さの検証がやりやすくなります。

 

 

パースを描いてどんどん検証しよう!

 

今回紹介したポイントを意識すると、どんどんパースが上手く描けるようになります。

 

重要なことはパースを上手く描くことではありませんが、上手くなるほど検証が楽しくなるし、検証の精度も上がっていきます。

家族や営業マンにも自分の想いが伝わりやすくなりますので、上手くなることに損はありません。

 

簡単にシュミレーションしたい場合はフリーハンドで描いてみるのもアリです。

 

とにかく手を動かして検証してみましょう。

 

それが後悔しない家づくりへの近道です。

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